先月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も終了しましたが、折り返しの中間決算ということもあって業績予想を上方修正したり反対に下方修正したりと見直す企業も目立ちました。しかし、その一方で通期の業績予想を変更しなかった企業も少なくありませんでした。そこで今回はそうした企業のなかから上期が大幅に上振れた銘柄を取り上げてみました。

具体的には上期実績が上期の会社予想を5割以上も上回りながらも通期予想を据え置いた3月期決算銘柄をピックアップしてみました。例えば日本山村硝子(5210)ベネッセホールディングス(9783)では上期実績が通期予想を既に上回っているほか、かどや製油(2612)でも上期実績が会社予想を7割以上上回ったことで通期予想に対する進捗率が7割となっています。