先月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表もほぼ出揃いましたが、中間期末に向けて大きく円高が進むなか為替の想定レートを円高方向に見直したことなどから折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を下方修正する企業も目立ちました。しかし、その一方で通期の業績予想を上方修正する企業も少なくありませんでした。

そこで今回はそうしたもののなかから、第1四半期決算に続いて第2四半期決算でも通期の営業利益の見通しを上方修正した増益予想の3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばハウス食品グループ本社(2810)アドバンテスト(6857)では第1四半期決算に続いてこの第2四半期決算で2度目の上方修正に踏み切ったことでそれまでの減益予想が増益予想に転じています。