本日で2016年度の上半期も終わりとなりました。この上半期を振り返ってみると16,000円台後半でスタートした日経平均は4月下旬に17,000円台半ばまで上昇しましたが、6月下旬には英国の国民投票でのEU離脱決定を受けて15,000円を割り込む場面もみられました。その後持ち直した日経平均ですが、17,000円近辺では上値が重く7月中旬以降概ね16,000円台での推移が続いています。

しかし、こうした相場環境のなかでもこの上半期に健闘した銘柄もみられます。そこで今回は上半期に10%以上上昇したTOPIX500採用企業で、目標株価コンセンサスが株価を10%以上上回り、下期以降にもう一段の上昇が期待されているような銘柄をピックアップしてみました。例えばこの上半期に2割以上の上昇となったソフトバンクグループ(9984)は目標株価コンセンサスからみてさらに2割以上の上値余地があるようにみえるほか、17%近く上昇したニトリホールディングス(9843)でも目標株価コンセンサスが株価を2割以上上回っています。