東京市場まとめ

1.概況

本日の日経平均は40円高の2万1802円と小幅に上昇しました。東証マザーズ指数も上昇しましたが、TOPIXやJPX日経400、東証2部指数は小幅安と主要指数は高安まちまちでした。

昨日の米国市場で主要指数が高安まちまちで材料不足のなか、日経平均は11円安の2万1750円と小動きで寄り付きました。日経平均は寄り付き後まもなくプラスに転じて一時は50円高をつけましたが上値を追う力強さはなくすぐに再びマイナスに転じるとまもなく63円安と1日の安値をつけました。前場を39円安で終えた日経平均は後場に入るとプラス圏に浮上しその後は概ね小幅高での推移となりました。日経平均は結局40円高で取引を終えました。東証1部の売買代金は1兆9426億円となりました。

東証33業種は石油石炭製品や電気機器、鉱業、保険業、海運業などの11業種が上昇しました。一方で電気・ガス業、小売業、不動産業、陸運業、建設業などの22業種が下げています。

2.個別銘柄等

東証1部の売買代金上位銘柄は上昇した銘柄が多くなりました。物言う投資家として知られるサード・ポイントが株を再び取得したと伝わったソニー(6758)は売買代金トップの商いを集めて9%超上昇しました。任天堂(7974)、楽天(4755)、ファナック(6954)、トヨタ自動車(7203)、ファーストリテイリング(9983)、東京エレクトロン(8035)がいずれも上昇しました。一方でソフトバンクグループ(9984)、キーエンス(6861)、ZOZO(3092)は下落しました。

政府が新紙幣を発行するとの報道を受け、関連銘柄に買いが集まりました。貨幣処理機器メーカーの日本金銭機械(6418)や通貨処理器メーカーのグローリー(6457)が一時ストップ高となり終値でも8%前後の上昇となったほか、遊技場機器メーカーのオーイズミ(6428)も大幅に上昇しました。

VIEW POINT: 明日への視点

日本市場は方向感が出にくく主要指数は高安まちまちとなりました。月末に3月末決算企業の決算発表や10連休などを控える中で投資家が動きにくくなっている印象です。引き続き200日移動平均線や2万2000円の節目が意識される展開となりそうです。

(マネックス証券 マーケット・アナリスト 益嶋 裕)