先月からスタートした3月決算企業の決算発表も終わりとなりましたが、まだ第1四半期決算ということもあって業績予想を修正した企業の割合はそれほど高くありませんでした。しかし、3月決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていた12月決算企業の決算発表では、折り返しの中間決算ということもあって業績予想を見直した企業の割合も高くなりました。そこで今回は業績予想を中間決算で上方修正した12月決算企業をピックアップしてみました。

例えば単価が高い新製品の販売が伸びたことや、売れ筋商品への絞り込みで生産や販売を効率化したことから中間期の営業利益が5割増となった山崎製パン(2212)は、通期の業績予想を上方修正したことで1993年以来23年ぶりに最高益を更新する見通しとなっています。また、ライオン(4912)は今期2度目の上方修正に踏み切り、前期に続いて最高益を更新する見込みとなっています。

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