先月からスタートした3月期決算銘柄の第1四半期(4-6月期)決算もほぼ終わりとなりましたが、決算発表終盤の先週も1,200社近くと数多くの企業が決算を発表し、TOPIX500採用銘柄に限っても80社余りの企業が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に先週から本日までの決算発表を早速集計してみました。
そのなかで大幅増益となった第1四半期決算を受けて株価が1割以上上昇したのが日本製鋼所(5631)やLIXILグループ(5938)、ブラザー工業(6448)、戸田建設(1860)、テンプホールディングス(2181)、ディー・エヌ・エー(2432)で、なかでも通期予想を上方修正したブラザー工業の株価は2割近い上昇となっています。一方で第1四半期が大幅な減益となったリゾートトラスト(4681)と、第1四半期は大幅な増益ながら受注が大幅減となったダイフク(6383)が1割を超す下落となっています。