昨年12月1日に20,000円の大台を回復した日経平均ですが、中国や米国の景気減速懸念や原油価格の下落、円高の進展などを受けてその後大きく水準を切り下げています。2月12日に15,000円を割り込む場面もあった日経平均は、原油価格の落ち着きなどを受けてやや持ち直し先週に17,000円を一時回復したものの、円高が重石となっていることもあってその後は上値が伸び悩んでいます。

しかし、このように厳しいマーケット環境のなかでも決算後に目標株価コンセンサスが上昇した銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に第3四半期の決算発表前に比べて目標株価コンセンサスが5%以上上昇したものをピックアップしてみました。例えばレンゴー(3941)では目標株価コンセンサスが決算後に1割以上上昇したほか、ディスコ(6146)では上昇した目標株価が株価を2割以上上回っています。

厳しい環境下でも株価への期待がアップしている銘柄はこちらからチェック