元本

元本とは、金融取引や投資において、最初に投入された資金のことを指します。

例えば、 株式 株式株式とは、企業が資金を調達するために発行する証券の一種であり、これを購入することで投資家はその企業の所有権の一部を持つことになります。株式を保有することで、投資家は企業の利益の一部を配当として受け取る... 投資であれば、株を購入するために支払った金額が元本となります。元本は、投資の成果によって増減する可能性があります。投資が成功すれば、元本に対して利益が上乗せされ、元本が増えることになります。反対に、投資が失敗すれば、元本が減少することもあります。

例えば、100万円を株式に投資した場合、この100万円が元本です。株価が上昇して120万円になれば20万円の利益、80万円に下落すれば20万円の損失となります。 債券 債券債券とは、政府や企業が資金を調達するために発行する借金の証書です。債券を購入することで、投資家は債券発行者から将来的に元本と利息を受け取る権利を得ます。 債券には様々な種類があり、国が発行する国債、... 投資では、 額面金額 額面金額額面金額とは、債券や株式などの有価証券に記載されている金額のことです。債券の場合は償還時に支払われる金額を、株式の場合は1株あたりの金額を示します。 多くの場合債券の額面金額のことを指し、それぞれの... が元本に相当し、満期時にこの金額が返済されます。預金の場合も、預け入れた金額が元本となります。