初心者でもわかりやすい金融用語集

クローズドエンド型投資信託

クローズドエンド型 投資 投資投資とは、将来の利益を期待して資金を投入する行為のことです。投資対象には、株式や債券、不動産、コモディティ、投資信託など様々な金融商品が挙げられます。 投資の目的は、資産の価値が増加することによって... 信託とは、投資信託の一つで、投資家の要求による中途解約や買い戻しが原則認められない ファンド ファンドファンドとは、複数の投資家から資金を集め、その資金を株式、債券、不動産など様々な資産に投資して運用する仕組みのことです。ファンドはプロの運用管理者によって管理され、投資家はファンドに出資することで、個... を指します。オープンエンド型投資信託とは異なり、投資家は 純資産 純資産純資産とは、企業や個人が持つ資産の価値から負債(借金など)を差し引いた金額のことです。これは、その企業や個人の経済的な価値や財務の健全性を示す指標として用いられます。 たとえば、ある企業が不動産、株... 価格での換金は期待できません。そのため、投資家が換金を希望する場合は、取引所などを通して他の投資家に対して売却することになります。

市場での実際の取引価格は純資産価額と必ずしも一致しないため、実際の価値よりも高く評価されることもあれば、逆に低く評価されることもあります。これは、ファンドの価値と市場の需要と供給の状況によって決まります。

クローズドエンド型ファンドの特徴は、ファンド自体の資金の流出入が少なく、安定した運用が可能であることです。このため、 流動性 流動性流動性とは、資産の変換のしやすさを示す概念です。 資産の流動性とは、価格に大きな影響を与えず速やかに資産を処分できる度合いを意味します。例えば、上場株式は速やかに株式市場で売却できることから、相対的... が低い資産や長期間の保有が適している資産を運用対象とする場合に適しています。例えば、不動産など短期間での売買には不向きな資産を対象とする投資信託では、クローズドエンド型の構造が多く利用されます。