日本銀行 の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
復活する2015年「黒田シーリング」
2015年6月、黒田総裁の発言をきっかけに米ドル高・円安は125円で終了した。ただこの時、黒田総裁が「円安の限界」の目安としたのは米ドル/円ではなく、円の実質実効レートだった。
そんな「真の黒田シーリング」、円安の限界圏にいよいよ接近してきた可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
米ドル売り介入の上限は外貨準備1割が目安か
9月13日CPI発表前後で大きく変わったのは米利上げ見通し。それは最近の場合、米ドル/円の見通し上方修正にも直結する。
米利上げ見通しの上方修正を通じ、1998年米ドル高・円安の値147円台更新の可能性が高まったことから、円安阻止介入へ一歩踏み出したということではないか。
吉田恒の為替デイリー
黒田日銀総裁と22年前の「黒田財務官」
1999年9月G7声明では、「日本の円高懸念の共有」が異例の形で言及されたが、それは結果的に当時の日銀のゼロ金利解除という金融緩和見直しへの「制約」となった。
現在の日本では「円安懸念の共有」をG7に求めたいくらいかもしれないが、それは黒田緩和見直しにつながりかねない。22年前は財務官として、現在は日銀総裁としての黒田氏の関わりを振り返る。
吉田恒の為替デイリー
125円「黒田シーリング」を巡る変化
2015年にかけて展開した米ドル高・円安は、黒田日銀総裁の発言をきっかけに125円で終了した。このため、125円に再接近してきた中で、黒田総裁の動向が注目されている。
ただ2015年と最近では、円相場や黒田総裁を巡る環境で「違い」も多い。
金融テーマ解説
中央銀行が量的緩和合戦:大盤振る舞いの市場への影響と投資戦略
先進国の企業債務は大膨張
日銀の支援枠の規模と概要
企業救済支援枠が景気に与える影響
株価等の資産価値へのインプリケーション
市況概況
(まとめ)米株高や円安受けた買い戻しで日経平均は463円高と大幅に続伸 10月は月間で2,199円の大幅安に
東京市場まとめ1.概況本日の日経平均は463円高の2万1920円と大幅に続伸しました。TOPIXやJPX日経400、東証2部指数や新興市場のマ...