本日の日本経済新聞では証券会社のアナリストが相次いで企業の業績予想を引き下げていると伝えています。しかし、こうしたなかでも第3四半期決算発表後に業績のコンセンサス予想が大きく上昇した銘柄もみられます。そこで今回は第3四半期決算発表前に比べ本業のもうけを示す営業利益のコンセンサス予想が1割以上上昇した銘柄をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にピックアップしてみました。

例えば第3四半期決算で通期の会社予想の営業利益が152億円から240億円に上方修正された小野薬品工業(4528)では、決算発表後にコンセンサス予想が上昇し、コンセンサス予想が上方修正された会社予想を1割以上上回る格好となっています。また、鹿島(1812)は第3四半期決算で会社予想を据え置きましたが、コンセンサス予想が決算後に大きく上昇し、コンセンサス予想と会社予想のかい離が一段と大きくなっています。

コンセンサス予想の引き下げが目立つなかで逆に大きく上昇している銘柄はこちらからチェック