3月期決算企業の第3四半期決算発表もほぼ一巡となりましたが、日本経済新聞の集計では、上場企業の2016年3月期は増益率が昨年11月時点より縮小するものの、前期に続き最高益を更新する見通しとなっています。鉄鋼や海運など海外で稼ぐ企業の業績が急減速する一方で、小売りや鉄道、建設が堅調で内需関連が下支えする構図が鮮明だと伝えています。

こうしたなか最高益更新が見込まれる企業も少なからずみられます。そこで今回は最高益更新予想銘柄のなかから中間期に続いてこの第3四半期でも業績予想の上方修正に踏み切り、最高益更新の達成確度が一段と高まったものをピックアップしてみました。そのなかには住友林業(1911)西武ホールディングス(9024)のように内需関連銘柄が目立ちます。しかし、小糸製作所(7276)のような輸出関連銘柄もなかにはみられます。

中間期に続く上方修正で最高益更新の達成確度が一段と高まった銘柄はこちらからチェック