昨年末に19,000円の節目を回復した日経平均ですが、年明け以降軟調な展開が続いています。今年最初の取引となった4日は上海市場でサーキットブレーカーが発動されるなど中国株の急落を受けて日経平均は600円近い下げとなりました。その後も下落が続いた日経平均は昨日も大きく下げ21年ぶりの年初からの4日続落となると、本日はプラスとなる場面もみられたものの結局買いが続かず日経平均算出開始以来初の年初からの5日続落となりました。

このように相場が大きく荒れるなかマーケットの評価は高いのにテクニカル指標で短期的に売られすぎのシグナルが出ている銘柄があります。そこで今回は強気とやや強気の評価が5割超にも関わらず、25日移動平均かい離率、RSI、ストキャスティックスといったテクニカル指標が昨日時点で売られすぎとなっている銘柄をピックアップしてみました。例えば強気とやや強気の割合が75%となっている日本航空電子工業(6807)では25日移動平均かい離率がマイナス14%台とマイナスかい離が大きくなっているほか、TDK(6762)では25日移動平均かい離率がマイナス13%台で、RSIが10%、ストキャスティックスが10%以下となっています。

評価は高いのにテクニカルで売られ過ぎの銘柄はこちらからチェック