3月期決算企業の中間決算発表も終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は1割強の増益と4年連続の増益となりました。通期も円安やインバウンド需要などを背景に7%近い増益が見込まれ前期に続いて最高益を更新する見通しです。こうしたなか第1四半期決算では限られた通期予想の上方修正に踏み切る企業も中間期決算ということもあって比較的多くみられ、そうした銘柄のなかには最高益更新が予想されるものもあります。

そこで今回は中間決算で上方修正を行った最高益更新銘柄のなかから、もともと二桁増益で最高益更新が予想されていた銘柄で、今回の上方修正によってその確度が一段と高まった銘柄を取り上げてみました。例えば大和ハウス工業(1925)では、これまで1割増益で最高益更新が予想されていましたが、上方修正によって3割超の増益での最高益更新となっています。また、上方修正によって二桁増益での最高益更新への期待が一段と高まった東レ(3402)富士重工業(7270)では上方修正後に株価が上場来高値を付けています。

上方修正で二桁増益での最高益更新の確度が高まった銘柄はこちらからチェック