上方修正に伴ってコンセンサス予想も上昇した銘柄は　

先月下旬からスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も今週でほぼ終わりとなります。こうしたなか先月中に決算を発表した銘柄では決算発表からある程度の日数が経過したこともあってアナリストによる業績の見直しも進んだとみられます。そこで今回は先月に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算企業を対象に会社予想の上方修正に伴ってコンセンサス予想が上昇した銘柄をピックアップしてみました。

そのなかで会社予想とコンセンサス予想のかい離が二桁と大きいのがグリコ（2206）や マキタ（6586）、東京ガス（9531）で、会社予想の営業利益が1400億円から1680億円へと上方修正された東京ガスでは、決算発表後にコンセンサス予想が7％余り上昇し、その結果コンセンサス予想が会社予想を1割程上回る格好となっています。また、グリコでは15％余り、マキタでは13％近くコンセンサス予想が会社予想を上回っています。

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