3月期決算企業の中間決算発表もいよいよ終盤ですが、決算を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられます。こうしたなか昨日の投資のヒントでは決算発表ピークとなった先月30日に決算を発表した銘柄のなかから、通期の業績予想の上方修正を受けて目標株価の引き上げがあったものを取り上げましたが、今回は同じく30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから上方修正はなかったものの、決算後に目標株価の引き上げがみられたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかで特に目標株価の引き上げが3社と多かったのがスタートトゥデイ(3092)と日東電工(6988)で、日東電工は通期の業績予想を上方修正しなかったものの、上期の営業利益が会社計画の520億円を大きく上回って前年同期比4割増の601億円となったことなどで目標株価を引き上げる動きが相次いだとみられます。また、大同特殊鋼(5471)では通期の営業利益の見通しを270億円から260億円へと下方修正したにも関わらず、目標株価を引き上げる動きがみられます。
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もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
3月期決算銘柄の中間決算発表もいよいよ終盤に入ってきました。それでも明日もディー・エヌ・エー(2432)や千代田化工建設(6366)などが決算発表を予定しています。
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