先週からスタートした3月期決算企業の中間決算発表が今週から本格化していますが、昨日はTOPIX500採用の銘柄でみると50近い企業が一日で決算を発表しました。そこで今回は早速、TOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨日の決算を集計してみました。中間決算ということもあって通期の業績予想を修正する企業も目立ちますが、昨日は上方修正9社に対して下方修正13社と下方修正が上方修正を上回りました。
例えば上方修正に踏み切った企業には、光機器や光ファイバー関連事業が堅調だったフジクラ（5803）や、出資先の英ヴィーブ社に販売権を譲渡した抗エイズウイルス薬の販売が伸びロイヤルティー収入が増えた塩野義製薬（4507）などがあり株価も上昇しました。一方で下方修正に追い込まれた企業には、北米などで複合機の価格競争が激化したコニカミノルタ（4902）に加え、中国の景気減速の影響が出た川崎重工業（7012）や京セラ（6971）などがあり株価は下げています。
決算集計速報PART2 上方修正に踏み切った銘柄・下方修正に追い込まれた銘柄は
もう一つのヒント
週明けの決算発表スケジュールは
今週から本格化している3月期決算銘柄の中間決算発表はTOPIX500採用の3月期決算銘柄でみる本日が決算発表のピークとなりました。来月2日は休日の谷間で決算発表を行う企業が一旦減りますが、帝人（3401）や日産（7201）などが決算発表を予定しています。
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