本日の日本経済新聞では「世界景気不安、中・小型に避難」と報じています。昨日の日経平均は景気に敏感に反応する大型株が下げを主導して大幅続落し、節目の1万8000円を約2週間ぶりに割り込みましたが、日本経済新聞では世界経済の先行きへの不透明感が強まり、欧米に比べて堅調な企業業績という、これまで株高を支えてきた前提が揺らぐなか、投資家は主力銘柄を避け、中小型株に選別投資する姿勢を強めていると伝えています。

そこで今回は中小型株で業績の上振れ期待が大きい銘柄を取り上げてみました。具体的には中小型株を対象に営業利益のコンセンサス予想が会社予想を2割以上上回る銘柄をピックアップしてみました。そのなかでも目立つのが建設セクターの銘柄で先週に上期の業績予想を大幅に引き上げた大林組(1802)では、コンセンサス予想が会社予想を3割余り上回っています。また、特にかい離が大きいのがファンケル(4921)でコンセンサス予想が会社予想を9割近く上回っています。

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