サンプラザ中野だー!
‘07年10月21日。この前の日曜日。俺は千葉県柏市で野外フェスに参加した。野外フェチじゃないよ。「音街かしわ2007」という音楽フェスなのだ。俺の高校は柏駅から歩いて7分。つまり柏は我が青春の街なのだ。バイトもしたし、バンドの練習も柏でしたのだよ。その柏が今「音楽の街」を標榜しているのだ。10年以上前にストリートミュージシャンブームがあった。全国の街角にミュージシャンがあふれた。ほとんどの街では彼らを邪魔者扱いした。
しかし柏は違った。柏では市民団体がストリートをミュージシャンに開
放しようと動いたのだ。柏ストリートブレイカーズが、である。
彼らは柏ルールなる約束をミュージシャンと交わした。許可証を発行しそれを提示して演奏をするように徹底した。それが功を奏した。ミュージシャンが集まってきた。若者が集まってきた。その中から全国区のグループが現れた。「サムシングエルス」であり「奥華子」である。街角でいい音楽が流れると、聴衆の耳も肥える。好循環で良い音楽家が育つ街になってきたのだ。
そして今回初めて野外フェスを開催した。秋晴れのもと川沿いの芝生の広場に市民が2000人集まった。全員が柏に縁の深い出演者たち。
聴衆はもちろん柏在住。あるいは近郊の方々だ。市がバックアップしているので、入場は無料なのであった。とってもほのぼのと暖かい雰囲気だった。ピアノの弾き語りから、激しいシャウトの英語詞のバンドまで。柏の音楽の幅広さと、それを許容する市民の懐の深さが素晴らしかった。
俺は「サンプラザ中野BANDwithパッパラー河合」としてトリを取らせてもらった。奥華子さんの後に。思えば柏で演奏したのは18年ぶりか。思わず「帰ってきたぞ、かしわー」と叫んでしまったほどである。夕暮れの中、最後は出演者全員で「ランナー」を歌って締めた。お客さんも総立ちで歌ってくれた。ありがたかった。
去年だが、柏では地域密着型音楽レーベル「柏兄弟」も立ち上げた。俺はプロデューサーである。もっともっと素晴らしいミュージシャンを輩出していきたい。柏を楽しくしたい。そう思っているよ。
為替がまたまた大きく動いている。サブプライム問題よ、何処まで行くのだー。-----
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