この週末などに、バレエを見る機会がありました。マニュエル・ルグリ監督のウィーン国立バレエ団。数日にわたり、ルグリ本人がちょっとだけ踊る曲もあったり、或いはルグリの振り付けによる全幕作品もあったりの、ちょっとしたお祭りがあったのでした。私は、そんなにバレエを見こんできた訳ではありませんが、今までに見たバレエ、オペラ、ミュージカル、全ての舞台芸術の中で、最高の出来であると感じました。

バレエがこんなに素晴らしいものだとは、正直思っていませんでした。とにかく美しい。そしてとても人間業とは思えないような動作の数々。そしてそれはその場のパフォーマンスに限らず、恐らく彼ら彼女らが一生を通して、情熱を持ち続け、訓練し、節制し、イメージを持ち続けた、綿々とした恐ろしいまでの時間と量の努力の結果のほんのひとコマに過ぎないと思われ、それはあたかも氷山の一角のようであり、その人間としての活動・努力・情熱の総量を想像すると、本当に圧倒され、感動したのでした。

いつになっても新しい出会い・発見があること、継続することの偉大さ、そして情熱の重要さを、再確認したのでした。マニュエル・ルグリ、ありがとう!