16年前の今日、私たちは(法的・正確には旧マネックス証券)東証マザーズに上場しました。朝、東証で鐘を叩き、幹事証券会社に挨拶に行き、人形町の初音でトコロテンを食べ、また挨拶に行き、確か会社に戻れたのは場が引ける直前頃で、様々なことに忙しく追われ、ようやく夜になって社員だけのお祝いを始めました。

上場パーティを某レストランで行い、それから赤坂の居酒屋で二次会を行いました。その店は夜の12時とかには閉まる店なのですが、或る女性社員が朝までOK、但し店員は途中からいなくなる、という今では考えられないような話を付けてきて、飲んで飲んで飲んで、そして最後はバタバタと店の中で倒れて朝まで寝ていました。16年前の今日は幸い金曜日だったのです。

私がマネックスを創業してから今迄で、一番嬉しかったのは初めての法人税を払った時ですが、一番騒いだのは、16年前の今日、上場の時だったと思います。エネルギーがあった。組織の運営を考える時に、エネルギーという視点は大切だと、改めて思う今日でした。