マーケットが静かです。日本然り、アメリカ然り。一方で世の中で何が起きているかを見廻すと、G7サミットが目前に迫り、イギリスがEUを脱退するかを決めるタイミングもすぐそこまで迫り、アメリカでは予想外の大統領誕生が、これも現実味を持って近付いて来ており、ヨーロッパではきな臭いことが引き続き起こり、中国やロシアはアメリカ軍と微妙な緊張を演出したりもしています。もちろん日本では参院選も控えています。

やはり当面はBrexit(ブレグジット)、イギリスのEU離脱の白黒が付く一か月後までは、投資家・トレーダーとしては中々動きにくいのでしょうが、本来のマーケット波乱要因はいつもより多いように思えます。嵐の前の静けさ、とでも云いましょうか。こんな時はポートフォリオの点検・改善をしたり、戦略を考えるのに適した時期とも云えるでしょう。一事が万事、仕事も含めて、そう考えて対処していこうと思っています。