昨日、マネックスグループは、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問という新会社を作ったことを発表しました。その名の通り、マネックスグループと、クレディセゾン、そして世界で二番目に大きい運用会社であるバンガードとのジョイントベンチャーです。世界最高の長期資産運用を日本の皆さんに提供して参ります。サービスの開始は来年の春を予定しています。
国策としてデフレからインフレへと変わっていこうとする中、全く投資に興味を持ってこなかった方々も何かしらの資産運用が必要になってくる時代がきっと来ます。そのような方々のニーズに応えるためのいわゆるラップ口座サービスを御提供するのですが、三社で力を合わせて、革命を起こしていきます。多くの特徴の中で、二大特徴は以下の通りです。
一つは、圧倒的な小口化です。ラップサービスの最低金額が、以前より随分小さくなったとはいえ、未だに数百万円であるところ、一般の投資信託と同じようなサイズまで小口化します。もう一つは長期資産運用のPDCAサイクルを実施することです。資産運用は元来、その人のための運用ポートフォリオ・運用商品を決める計画(P)、その購入(D)、市場環境や御本人の生活条件の変化などに応じての再計画(C)、そして運用ポートフォリオの再構築または運用商品の買い換え(A)、といったPDCAサイクルがぐるぐると実施されねばならないのに、日本に於けるラップサービス、延いては資産運用サービス全般のほとんどがPとDだけで終わっていたのではないかとの問題意識を持っています。マネックス・セゾン・バンガードではこのPDCAサイクルを実施していきます。
この小口化とPDCAの実施は、日本に於ける長期資産運用に対して、革命を起こすと思うのです。いや、必ず起こします!長期運用である以上、もちろんコストも低く抑えます。マネックス・セゾン・バンガード投資顧問に是非御期待下さい!