週末に、母校の中2から高2までの現役の学生と話す機会がありました。お節介なOB達で作る集まりが、人生どんな選択肢があるのかなど、少しでも若い彼らの役に立ちたいと考え、土曜の午後に講演したり、小さいグループに分かれて色々と質疑応答したりする会を定期的に開催しているのです。もう何回もやっているのですが、その度に、若い彼らの鉄板をも射貫いてしまいそうな熱い視線や、真剣に様々なことを悩んでいる姿勢や、大人もビックリするような知識レベルに感心させられます。この子達はなんでこんなに優秀なのだろう?
一方彼らから一番聞かれる質問は、中高の間に何をしておくべきか?この学校の一番の良さは何か?です。これらの質問に私は迷いなく、自分にとってこの学校の最大の財産は友達であり、いい友達を作ること、そしてその人間関係を育てることを覚えることが、中高の間に最もすべきことである、と答えます。翻って考えるに、彼らが何故あんなに優秀なのかの答えも、実は私の答えの中にあるのかも知れません。
いい友達に恵まれること、囲まれることが即ち、うまく成長するための要件ではないかと。中高生に限らず、大人も同じですよね。会社も同様。人が一緒に居る環境をどうデザインするかは、とっても重要ですね。そんなことを思った週末でした。さて、明日からアメリカに出張です。いきなり最初の目的地は30度近くて海で泳げる状態とのこと。そしてすぐに東京よりも遙かに寒いところに移動します。モロモロ体調に気を付けて、頑張りたいと思います!