毎日多くの赤ん坊が生まれるように、毎日多くの人が亡くなっていきます。私は小さい時にあまりにも大切で掛け替えのない身近な人を亡くしたので、どこかで「どうせそんなもんだろう」という気持ちがあり、人が死ぬことに関しては、その表現が適切でない気がしますが、比較的クールです。この表現は適切でないと感じるのですが、かと云って適切な言葉も見当たりません。人が死んでも、あまり動揺しません。悲しいけれども、仕方あるまい、と感じます。しかし、それでも尚、悲しさや、残念な気持ちが、溢れ出てしまうことがあります。特にまだまだ先がある人が斃れた時に、そう感じがちです。人はそういう時にどうするのでしょうか?手を合わせたり、酒を飲むぐらいしかないのでしょうね。