今日、ニューヨークを発ちます。今回は久し振りに長くいました。先週は主にコインチェックグループのNASDAQ上場のため、今週は主にマスターカードの取締役会のため、二週間近くニューヨークにいました。ずっと仕事をしていたので、美術館も行けず、ジャズを聴きにも行けず、限られた場所を行ったり来たりすることが多かったのですが、それでもやはり、ニューヨークをじわじわと感じました。満喫とまでは云えないけれども、ニューヨークに包まれた感じです。
どこに何があるか、どうすればどこに行けるか、が分かるからではなく、やはり知り合いに会うから、身近に、包まれたように感じるのだと思います。仕事関係で知り合いが大勢いる、友達が住んでいる、行きつけのレストランやホテルに知り合いがいる、そういう人間ネットワークがあるので、ニューヨークは私にとって居心地の良い、第二の故郷的な、特別な地なんだと思います。
実はこのつぶやきを書いているのは現地時間の木曜日の夕方で、あといくつかミーティングをするとニューヨークでの仕事が終わり、現地時間の明日にここを発ちます。だから今晩だけ、ようやくちょっと自由な時間が出来ます。どう過ごそうかな。ここまで体調も崩さず、何も事故も起こさず来たので、おとなしくしておくのもひとつの考え。最終日だから、ジャズでも聴きに行くのもひとつの考え。
40年間、来続けた街、ニューヨーク。思い起こせば、成人になってからずっと来続けた街。コインチェックグループのNASDAQ上場があったから、今回は特別な感慨があります。だからこそ、丁寧に最終日の時間を過ごしたいと思います。