2ヶ月ぶりのアメリカへの出張です。未だ2ヶ月しか経っていないことが到底信じられません。アメリカの経済は本当に立ち直ってきているのか?アメリカの金利先高感は本当に沸いてきているのか?アベノミクスや日本株の認知度は上がってきているのか?日本と韓国、日本と中国の関係は、どの程度意識されているのか?プライバシーと国土安全保障のバランスは実際どう感じているのか?
アメリカへ行く目的はマネックスグループのIR、当社グループの業容や株式価値の機関投資家向けの説明ですが、必然的に上記のような情報や雰囲気を感じ取ることにもなります。私は魚眼というか、焦点を合わせている所以外の情報や表情を多く取るタイプ(特技?)です。世界はいつも動いていますが、今は特にアメリカ周辺での動きが多めな気がします。注意深く見ながら、エンジョイしたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。