今日は当社親会社であるマネックスグループの社長としての立場で書かせていただきます。明日はマネックスグループの株主総会です。私にとっては、14回目の上場企業株主総会議長です。2001年から毎年やっており、途中一回臨時株主総会があったので14回目になります。何度やっても、総会前は、なんとはなしに緊張します。いざ始まると、私たちの(かつてのマネックス証券、そして今のマネックスグループの)株主総会は、とにかく全てを説明し尽くすと決めているので、緊張することもなく、エネルギーは使いますが、着々と進んでいきます。法律やルールにそのまま則ったガラスの実験室のような会社を作りたい。創業時に抱いたその思いは今も変わっていません。今年が例年とちょっと違うのは、今日は夏至で、ヴァン・ヘイレンのコンサートがあると云うことです。だからどうだと云う訳ではありませんが、盆暮れ正月、色々一緒に来るなぁと云う気はします。マネックスの総会は、雨が降ったことがありません。天気予報で降ると云っていても、総会が始まる時には上がります。さて明日はどうなることやら。なるべく多くの株主の方々が参加しやすいようにと考え、初めての時からいつも土曜日に開催しています。明日もなるべく多くの株主の方々にお目に掛かりたいと思っています。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。