昨年12月の衆院総選挙以来、日本の上場企業の時価総額は100兆円以上増えました。因みに日経平均は総選挙直後の私の誕生日に1万円を超えて、既に40%以上あがっています。100兆円。これは巨額の富です。もちろん海外投資家が持っている分もありますが、日本の個人や年金、企業などがその大きな部分を持っています。その価値がこの5ヶ月間で100兆円も増えた。富が100兆円増えたのです。ここに、いわゆる"資産効果"なるものがない訳がありません。アベノミクスの第三の矢、成長戦略が打たれなければ意味がないと云う方がいますが、100兆円の資産効果は膨大な筈です。このマーケット、いや既にマーケットの枠を超えた経済のイナーシャ(いわゆる慣性モーメント)は、簡単には止められないと思います。もっと行け!