サーッと数えたので間違えてるかも知れませんが、本年31回目の出張でニューヨークに来ました。いや、週末を出張に使っているのが31回目なので、例えば今週末も土曜日が福岡日帰りで日曜からニューヨーク、他にも週末を利用して2つの出張をこなしたことはありますし、確認してないので分かりませんが平日だけの出張もあったと思うので、もっと多く出ているかも知れません。今年はこのあと大分出張もあります。いずれにしろそのように多い出張のひとつで、ニューヨークに来ました。ニューヨークは第二の故郷。"来た"と云うよりは"戻った"と云う感覚が強いです。私にとっては本当にフィットする街です。
しかし飛行機の中でiPhoneを使って数時間も仕事をしてしまったので、かなり猫背で首から肩・背中に負担が掛かったのか、残念ながら街に着くと背中がこわばってあまりいい気持ちではありませんでした。そこで行きつけのマッサージ場所へ。スチームバスに入ってからマッサージルームに入ると、揉み手の彼女が身体を暫く触ってから曰く、私は疲労のあまり既に寝落ちそうになっている中でかろうじて聞き取ったのですが、「次からは飛行機(plane)に乗った方がいいわね」「え?!」「あなたの翼(wing)はボロボロよ」と云って、肩胛骨の辺りを念入りにほぐしてくれました。
なるほどー、そんな云い方があるものか。馴染んだ街の馴染みの店で、私は蘇生していくのでした。マッサージが終わって随分気持ちが良くなって、私はようやく云われたことを消化し始めました。WINGかぁ。自分のWINGはどうなっているのだろう?私は天性のと云うか幼稚園生の頃からの猫背なので、WINGには随分と積年の負担を掛けてきたかも知れない。無理して羽ばたこうとしてきたのだろうか?
もっと胸を張って、自分のWINGが軽々しく空気を謳歌できるように、そんな風に歩いたりデスクワークもしなければいけない。そんなことは、今までも恐らく何百回も色んな人に云われてきたことだろうに、今日のニューヨークでの一言が、大きく姿勢を変える予感がします。まぁ稀代のおっちょこちょい&大袈裟野郎ですからアテにはなりませんが。でも云いたい。ニューヨーク、ありがとう!