マーケットが止まりません。株は上がる、円安が進む。値段というものは、お金の現象です。そのモノに対してお金が流れ込んでくれば、値段という表示が上がります。私がよく使う例は、コップが会社で、そこに注ぎ込んだ水の量を株価と云うと。水の量が変わってもコップ自体の価値は変わらないはずです。しかし中に入った水の量をコップの値段だと定義すれば、水が流れ込んでくれば値段は上がります。水は即ち流動性、それは即ちお金。お金が流れ込むと、会社の本来価値は変わらなくとも、会社の時価総額・株価は上がるのです。
今の日本の株式市場は、この水、即ちお金を乗せたお盆のバランスが変わり、どくどくとお金が流れ込んでいる状態でしょうか。覆水盆に返らずと云いますが、流石にそこまで不可逆的な流れではありませんが、流れがある時には中々その流れは変わらないものです。そしてそう思いたいです。日本も世界も連休、ロング・ウィークエンドに入ります。来週は更に流れが続きますように!良い週末をお迎え下さい。