日本時間の今晩から、アメリカの大統領選挙が行われます。かなりの接戦のようですが、どうなるでしょうか?明日、皆さんがこのつぶやきを読む頃には、誰が大統領になるか分かっていることでしょう。

どちらが大統領になるかで、アメリカの経済や政策は変わるでしょうか?我が国では政権が交代した時に、外交方針を変えるという、これだけの大国が行うこととしては(少なくとも私が思うには)愚の骨頂のことをしましたが、世界最大の大国であるアメリカに於いては、誰が大統領になっても、外交方針が変わることは考えにくいです。

様々な政策も、片方の主張を採れば、ほぼ同数の反対側の支持者もいる中で、大きな舵を切ることは難しく、中道的な政策を採らざるを得ないのではないでしょうか。或いはそう願いたいと思います。これもまた日本に於いては、例えば原発問題ひとつを取ってみても、両側の意見が十分多数ある中で、いきなり片側の意見を国の方針として発表するなどという、これも私は随分と乱暴なことをするものだと思ったのですが、そんなことはして欲しくないです。

アメリカは民主主義の家元です。民主主義とは多数決のことではありません。まして二者の支持が拮抗する時には、片方の意見を良く聞き採ることが民主主義だと私は信じています。大統領選の行方にもちろん興味がありますが、それ以上に大統領選後の次期大統領の言動、政策を、大きな興味を持って見ていきたいと思います。