今日はこれから四国へ出張。ちょっとしたセミナーが明日あるのですが、その前に今晩は瀬戸内海の小さな小島にある、知人の奥様の実家の民宿に泊まらせていただきます。明日のセミナーもちょっと普段とは違う趣向があり、小島もセミナーもわくわくします。と同時に、私にはもうひとつわくわくすることがあります。四国で使う空港は松山空港。松山空港と云えば全日空のボーイング787が就航している筈です。カーボンを多く使った機体。その結果丈夫で、機内の気圧を飛行中外気に合わせるように下げる必要が少なく、通常は富士山8合目と云われる機内気圧が、6合目程度で済むとのこと。液体に溶ける気体の量は気圧に比例しますから、気圧が低くなれば血中酸素濃度が低くなる筈です。これは身体に悪い。いわゆるベッカム・テントの逆になります。ボーイング787は先端素材技術から身体に優しい機内を実現している筈なのです。カーボンだから錆びない。よって機内の湿度も高くすること出来る。理屈はそう理解しているのですが、百聞は一見に如かず。早く乗ってみたい。そう願ってきたのですが、出張時はそれどころではなく、他の事情で時間と便が決められますから、今まで乗ったことがありませんでした。今回も、往きはボーイング777です。日曜日の帰りはどうでしょう?今朝、台風の状況が心配になり、帰りの便を一本早めました。結果、運行表を見ると、元の便は777だったのですが、運良く787の便に変わってました。やっほい!今回の出張は、最初から最後まで楽しみ満載です。台風の所為で欠航になるのだけは勘弁ですね。皆様も良い週末をお迎え下さい。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
-
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。