昨日は長い日でした。朝からマネックスグループの取締役会。午後は東証での記者会見、国内機関投資家向けコンフェランスコール、個人投資家向け業績説明会、海外機関投資家向けコンフェランスコール。あいだに東京にある2つのマネックス・オフィスに於ける通称全体会など、とにかく気合いを入れて話すことの多い一日でした。都合7時間はエネルギー放出したでしょうか。全て終わったのは夜の11時半でしたが、そのあと四ッ谷近辺で一杯やりました。初めて行く店でしたが、気が付くとビリー・ジョエルのMY LIFEが聞こえてきました。う~ん、カッコイイ。
私は職を2回変わっています。1回目は新卒で入社したソロモン・ブラザーズからゴールドマン・サックスに転職する時。2回目はマネックスを創る時です。その1回目の転職の時、当時は全く前例のないこと(新卒で外資系金融機関に入社するのが未だ珍しい時代で、そこから更に業界内転職するのは初めての例でした)だったので、文字通り右も左も分かりませんでした。やめようとする会社の人に色々不安になることを云われた時に、私はMY LIFEを大音量で車の中などで聴いて、「俺の人生なんだ!」と振り切ったのでした。その頃のことを克明に覚えています。MY LIFEを聴くとその時の思いや空気を思い出すのです。
アメリカのロックというかポップスには、音もカッコ良くて琴線にも触れるものが多くあります。エルビス、イーグルス(或いはグレン・フライやジョー・ウォルシュ)、その他大勢。気持ちを慰めてくれるものあり、気持ちを押してくれるものあり。アメリカの演歌ですね。バック・トゥ・ザ・ベーシックで、久し振りにアンソロジーみたいの作って携行してみようかな。