上海では青空が広がっています。商談がうまく行ったこともありますが、事実として頭上に青空があります。飛行機雲も見えます。北京では国慶節でもない限り考えられないことです。まぁ、若干の誇張があるかも知れません。しかし実感として、空気が北京よりも遙かにきれいです。やはりこれは、上海が海に面しているからでしょうか。海と陸の間で起きる対流が、汚れた空気を吹き流してくれる。北京は内陸なので空気が淀んでしまう。そう考えると、日本の自然は、人が住むのに本当に恵まれています。空気もきれい、同じ原理から生まれる雨が色々なものを流してくれる。海のお魚が豊富にとれる一方で、小島ではないので山のものもとれる。もっと日本を満喫しなきゃ。上海の青空を見て、そんなことを思うのでした。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。