やってきました日経平均終値1万円回復。いい感じです。ドルも強い・円も安い。気候も春うらら。この暖かい感じは、まだまだ始まったばかりです。マーケットは戻るべくして戻ってきたとも云えますが、やはり私は日銀白川総裁の決断と話術に敬意を表したいと思います。今まで何もしてこなかったことの反射ではないか!との声も聞こえてきそうですが、それでもいいのです。過去があると今も未来も評価されないならば、人は改善する動機がなくなってしまいます。絶好のタイミングでの金融緩和と「インフレターゲット的」目標並びにそのような期待を持たせてくれた話術、ありがとうございます(これは一ヶ月前の決定と会見を指しています)。
そして私は安住財務大臣にも大いに感謝したいと思います。日本ほどの大国の財務大臣が、気が済むまで為替介入すると云った影響は大きかった筈です。計算してか怪我の巧妙かは分かりませんが、介入のレンジを「うっかり」云ってしまったことも、逆にそれを否定するためのレンジ外での介入に対する恐怖心を作り、投機筋の円買いを強く牽制したように思われるので、私は安住大臣に感謝しています。経営も政治も結果が大事です。今年はいい年になりそうです。1万円は単なる通過点だと信じています!