金曜日のつぶやきは、伊丹から高知行きの飛行機に乗る前に書いたものなので、その後の顛末を少々。
先ずは行きのプロペラ機。左右にかなり狭い2席ずつの、随分と小さい機体でした。中は満員。体格のいい若者が大勢乗っていました。やはり土佐の国・高知はがたいがいいのだなぁ、などと思っていました。アメリカ人風外国人も2名。うーむ、外国人もビジネスに行くほど、中々活気があるのか。私の隣の席の人もかなり立派な体格の人でした。降りる時に、頭上の荷物を取ろうとすると機体が狭いので後ろは完全に止まります。私の席は中程だったのですが、荷物を取り出す間もずらっとがたいのいい若者が後ろに詰まっていたのですが、特に圧迫感もなし。うーむ、高知の人は体は大きいし礼儀正しい、感心、感心。などと思いながらぷらぷらと空港出口へと向かいました。
到着ロビーに出ると何やら騒々しい雰囲気が。六甲おろしがなっています。私を出迎えに来ていてくれた人が、「混んでましたでしょう。はんしんいちぐん」と云ったのですが、最初は意味が分かりませんでした。はんしん?いちぐん?意味が分かるまでに数秒。そうです、一緒に乗っていたのは阪神の一軍選手達だったのです。空港に出迎えていたのはファンでした。そっかぁー、みんなあんなに体格いい訳ないよな。。
高知では「おきゃく」なる街を上げての昼から縁日風酒盛りイベントが開催されており、中々活気のある楽しい雰囲気でした。ちょうど金曜日に都道府県別県民所得ランキングが内閣府より発表され、沖縄に抜かれて最下位に落ちてしまった高知ですが、街の様子を見ると経済実力では遙かに上方と思われます。私は日本各地に行くので案外その辺りは肌で分かります。個人事業主が多いように見受けられるので、県民所得に算入されない法人レベルでの経費支出が多いのではないでしょうか。明らかに市中のお金流通量は多いように思われます。
そんな活気の中を泳いだ私は、土曜の晩にちょっとはみ出してしまったことがあるのですが、とっても楽しい高知なのでした。また参ります!