FXと云っても為替のことではありません。日本の次期主力戦闘機=FXのことです。このFXを米ロッキード・マーチン社のF35に決定したというニュース、その内容自体も興味深いのですが(驚きの値段とか)、日本語と英語のメディアの書き方のある違いが面白いです。日本のメディアの記事を読むと、アメリカの国防長官や軍幹部のコメントを引用しています。一方英字メディアは日本の防衛相、防衛省幹部や自衛隊幹部のコメントを引用しています。ふ~ん。何故だろう?やはり武器に関することは、どの国でも自国政府等の意思を前面に出すことは憚れるのでしょうか。因みに両方読むと全体像が良く分かります。マーケットのFXも同じでしょうね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。