コミュニティは生きている。昨晩、当社の歴代学生アルバイトの同窓会がありました。学生アルバイトは"つくし"、このような代を縦断する大同窓会を"つくし総会"と呼んでいます。二十歳ぐらいだった彼ら・彼女らが、或る者は30代になり、或る者はまだ新社会人であり、そして現役大学生もいる。どこかの町会の集まりのようでした。創業から12年経ち、当時のつくしが、その頃の私のような歳になり、そして今の現役つくしが、当時の彼らのような歳である。親子のような兄弟のような。輪廻ではありませんが、生きているコミュニティを感じました。皆がそれぞれ様々な人生を歩んでおり、皆それぞれの成長をしている。そんな彼らを見て、私ももっともっと頑張らねばいけないと思いました。コミュニティには色々な効用があります。与えるもの、受けるもの。刺激は双方向にあります。いいコミュニティを創っていきたいですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。