昨日、思い出の日比谷公会堂で「お客様感謝Day2011」を開かせて頂きました。寒い中を、2000人定員の会場が超満員になるまで集まって下さった皆様、本当にありがとうございました。立ち見席が出るのではとハラハラしましたが、正にピッタリの「超満員」でした。
何故「思い出」かと云うと、キャンディーズが解散宣言をしたからではありません。そもそもアレは公会堂ではなく野音です。今から10年前、マネックス証券が上場したあと最初の、公開企業として初めての株主総会をしたのが日比谷公会堂だったのです。その日は土曜日でしたが、当時は週末に総会を開くのもとても珍しく、当社ウェブサイト上で予め株主の権利を書いたり、インターネット中継をしたり、異例づくし、初めてづくしの総会でした。あの時使った控え室も健在でした。空調設備が新調された以外は、10年前と雰囲気も景色も変わりませんでした。舞台から見る会場は、当時はやたら大きく感じたものですが、私も少々場慣れしたのか、昨日は前よりも小さく感じました。
イベントの中身自体に関して印象的だったのは、壇上の講演者(群)と会場の、微妙な認識の違いです。特に気付いたのは、日本株とアメリカ株で、壇上は日本株の方が強気、会場はアメリカ株の方が強気。これは冒頭の藤巻さんのお話の影響があったかも知れません。先進国株と新興国株では、壇上は新興国株の方が強気、会場は先進国株の方が強気。これも同様の影響が考えられますが、そうとは決めつけられません。
大勢のお客様の御意見・雰囲気を感じることは、当社にとって極めて大切なことです。皆さんの疑問に答えること、御興味に対応すること。感謝Dayで得たお客様からのWave、タマを、しっかりと返していくようにしたいと思います。