東京・練馬では38度を超える猛暑を記録したとのこと。これは凄い。暑いと云うよりは熱いという感じでしょうか?私は今アメリカにいますが、アメリカも場所によってはかなり"熱い"です。しかしこれは温暖化とは違う理由なのではないかと、私は常々思っています。ニューヨーク(NY)は暑いですが、以前と比べてそれほど暑くなったとは思いません。東京はやはり海風が入らないようにビルを建ててしまったことが大きな影響をもたらしていると、個人的にはずっと思っています。

それはさておき、今日はNYのビジネスの話。NYは私のお気に入りの街の一つです。東京以外に私のHometownがあるとしたら、それは間違いなくNYでしょう。このNY、いつ来ても元気一杯です。NY独特の雰囲気があります。しかし注意深く見ると、様々なことが変わっていっています。店が変わる。店のオーナーが変わる。店のコンセプトが変わる。美術館の展示内容、そのコンセプトまで、実は大きく変化しています。NYは常に変化している街なのです。

そしてもう一つ、NYのビジネスは、どれも儲かっているように見えるのです。値段が高い。取れる場所・タイミングでは必ず高く取る。これはどういう意味かというと、例えば日本では通勤・通学定期券という、もっとも確実な需要がある場面で値引きをしますが、ここNYでは、定期券のことは知りませんが、どうしても入りたい時間帯の入場料や、どうしても必要な場所での必要なモノなど、容赦なく割高の値段を取ります。或いはホテルのバーのお酒など、放っておいても売れるモノは、敢えて高い品質のモノ、元の値段の高いモノを出しません。

一事が万事、"儲ける"ことを良く考えているように見えるのです。そしてそれに合わせて働く人も流れ移っていきます。流動性が高いとも云えるでしょうか。ひいき目があるかも知れません。しかし"ダイナミック"な街と云うのは間違いではないでしょう。やはりダイナミックでないといけませんネ