昨晩、Globish Cornerを開きました。さて何のことでしょう?

GlobishとはGlobal Englishからの造語で、本来の英語より遙かに少ない単語数で、複雑な文法や英語独特の言い回しを避けた、大勢に使えて大勢に分かり易い英語のことです。厳密には単語は実際に1500個決められているのですが、まぁ単純で分かり易ければGlobishと呼んで差し支えないでしょう。

私は英語で十二分にコミュニケーション出来ますが、私の英語は正にGlobishだと思います。大学卒業するまで全く英語が出来なかった私は、正に逆にそれが理由で米系の会社に就職しました。面白いのは私が英語(いやGlobish)が上手くなったのは米系の会社を辞めてマネックスを創ってからなのですが、使う単語数も少なくいかにも日本人らしい発音をしますが、英米人に限らず、世界中の様々な人とコミュニケートするのに不自由を感じません。

さてGlobishの説明は以上として、中国ではEnglish Cornerと云って、大学の構内や街の公園など至る所で、英語を試しに使いたい人、英語が上手くなりたい人が自然発生的に集まって、あーだーこーだと色々な話題を英語で話しているそうです。そのモチベーション/アスピレーションの高さにはビックリしますが、これに因んで、Globish CornerとしてGlobishを使いながらの飲み会を、昨晩社員と一緒に開いたのです。

最初はちょっと照れもありましたが、会は異様な盛り上がりを見せ、英語のとっても上手な人もいましたが、必ずしも上手でない人もGlobishを使い、カタカナ発音のようであっても、日本語抜きでちゃんとだべり、或いは日本語では通常話さないようなテーマをより活発にオープンに議論できたのでした。私を入れて10人の小さな試みでしたが、皆とっても楽しんだようでした。

Globish Corner。当社は世界にも出て行きます。言葉に関しては他にも色々とやっているのですが、いずれにしろ私たちなりのやり方で、Globishなコミュニケーションを進めていこうと思います。