週末に香港に飛び、現地でいくつか仕事をこなし、昨日の夕方にシンガポールに着きました。私は飛行機には何百回も乗っていますが、成田では滑走路まで行きかけてから引き返して機体交換とか、シンガポールでは開業して本当に間もないホテルに泊まっているので、敢えてその内容は書きませんがあり得ないことが起きたりとか、色々と不思議な体験をしています。
今は夏至が近い季節ですから、ほぼ北回帰線上にある香港では太陽はほぼ真上にある筈で、ほぼ赤道直下にあるシンガポールでは太陽は微妙に北の空にある筈になります。しかしビルの中にいると、そんなことには気付きません。目線は空には行かず、部屋の中や、ロビーの様子や、窓から見える街の様子になります。香港もシンガポールも何度も何度も来た街ですが、変化が止まりません。
本来経済発展に最も適している緯度の我らが故郷は、変化があまり感じられません。既に成熟してしまったからと云うのは間違いでしょう。確かに変化率は落ちます。しかし香港もシンガポールも、明らかに日本より先へ進んでいる部分もあるのです。せめて変化幅だけは、日本も負けないように作っていかねばと思います。我が社も同じ。頑張ろうっと!