八戸へは相変わらずちょくちょく行ってますが、今日は八戸に行かずして、八戸の方々、八戸と縁のある方々に大勢会うことが出来ました。八戸に企業誘致をすることなどを目的としたセミナーが東京で開かれ、私も八戸に進出した企業の一例として、少々講演などをして、微力ながらお手伝いをさせて頂いたのです。市長も市議もいらっしゃいました。300人を超す参加で、活気に溢れていました。
しかし思うに、縁とは本当に不思議なものです。こんなに八戸と関わることになろうとは。縁が深くなると感受性も変わるもので、先々週八戸に行った時は、オフィスから眺める外の景色がボストン辺りの郊外のように見えました。緯度の高さからか、太陽の光がボストンのようで、それに合わせて自然が造られているからでしょう。しかしこれも「あばたもえくぼ」のようなもので、縁と感受性の関係は、人も土地も同じなのかも知れません。「住めば都」と云いますものネ。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。