エネルギー問題は、地球上の最大の問題のひとつです。マクロ的に見ると、人口が増えているのが根本的な原因でしょう。大勢の人がエネルギーを必要とする。それがエネルギーの奪い合いになると同時に、エネルギー消費により地球のエントロピーも上昇し、温暖化も(恐らく)起きる。

代替エネルギーなど、様々なアイデアが生まれていますが、エネルギーは"作って""使う"訳ですから、作る側のアイデアと全く同様に、使う側のアイデアも重要です。即ち、どれだけ効率良くエネルギーを利用するかと云う論点です。送電中や、蓄電中に失われるロスをどうするか?使っていない部屋を冷やし過ぎない(温め過ぎない)にはどうするか?エネルギー効率のいい建物をどう作るか?等々です。例えばこの最後のポイントですが、外部の熱を遮断し、かつ内部の熱を逃さないような建物をちゃんと作れば、当然エネルギー消費量は大きく減ります。問題はそう云った建物を作るインセンティブがちゃんと働くかです。

ひとつのアイデアは、電力会社がそう云う建物を作ることです。エネルギー効率のいい建物を作ることは、小さな小さな発電所を作ることと、理論的には同じ効果があります。だから電力会社が作る。不動産会社でなく、電力会社のコストで作るのです。何故なら"発電所"だから。電気代は然しながら、エネルギー効率の良くない普通の建物が消費したであろう電力量分だけ、その建物の使用者に払ってもらう。そうすると電力会社には、改善された効率量だけ余分にお金が入ってきます。これが"小さな発電所"を作ったコストに対するリターンになる。まぁ例えばこのようなアイデアが考えられる訳です。因みにこれは私のアイデアではありません。クリントン元大統領のアイデアです。地球全体の問題に対しては、本当に様々な知恵を出していく必要がありますね。