サマータイムの導入が検討されているようです。超党派の議員連盟が法案を提出するとのことで、詳しくは見ていませんが、基本的な目的は地球温暖化問題を鑑みたエネルギー消費の節減のようです。

しかし果たしてこのアイデア、実際に省エネに繋がるでしょうか?4月から10月までの7ヶ月間、時計の針を1時間早くする案のようですが、確かに人の活動時間のうち自然光でも明るい時間帯は長くなりますが、光への変換はエネルギー効率が高い筈で、どれだけ省エネになるのか、直感では疑問が残ります。一方、4月や10月だと未だ寒い朝もあるので、早く朝が来る分、暖房などが増えそうな気もします。熱への変換は、エネルギー効率は低そうで、却って反・省エネになりそうな気もします。

アメリカなどでのサマータイムの主な目的は、明るい時間に会社が終わって、そのあと飲んだりスポーツ・ゲームを見に行ったり、消費を伴う活動を増進することにある気がしますが、もし日本でもその目的が達せられれば、それこそ却って反・省エネになりそうです。或いは日本だと、明るいうちでは帰りにくく、残業時間が長くなるだけの気もします。

しかしここまでの話は、議論のためにしている議論のようで、大した問題ではない、即ちどちらにしろ決定的な正誤があるとは思えません。問題は、サマータイムを導入する目的です。

このような書き方をしてきましたが、実は私は、サマータイム導入にはどちらかと云うと賛成です。しかしその目的は、地球温暖化対策ではなく、消費の促進だと思います。即ち経済効果です。「何が本当の目的・効用か?」と云う議論も含めて、今後の成り行きに興味を持ちたいと思います。