「マネックスお役立ち情報」なるメールの緊急特別企画で、私のCDアンソロジーとも云うべきCD10枚を選ぶように社員に頼まれました。
さてと。「本棚を見せるのは自分の裸を見せるようなものだ」などとも云われますが、本でも音楽でも、自分の好きなものを明らかにするのは、かなり恥ずかしいものです。しかもひとつではなく、いくつかまとめてとなると、これはもうストリーキングのような感じです。さはさりながら、音楽であれば、本や映画に比べれば素っ裸と云うよりも薄手の服のような気もするので、頑張って10枚選んでみました。
1 Wish You Were Here - Pink Floyd
2 This Is Our Music - Ornette Coleman
3 Sargasso Sea - John Abercrombie with Ralph Towner
4 The Melody at Night, With You - Keith Jarrett
5 El Corazon - Don Cherry and Ed Blackwell
6 The Best of Mozart - Clara Haskil and Arthur Grumiaux
7 Another Ticket - Eric Clapton
8 1984 - Van Halen
9 Some Hearts - Carrie Underwood
10 Alina - Arvo Part
これらは全て、実際に私がしょっちゅう聴いている愛聴盤です。
1番は、特に1曲目を大音響で聴くと、頭が溶けてサイコーです。2番は、完全にイッてます。歴史的元祖プッツンでしょうか。限りなく透明な3番。夜に聴くには文字通り最高の4番。アフリカの地平線が見えてくるような5番。モーツァルトの究極の至宝6番。学生の頃の甘酸っぱい気持ちを思い出す7番。ひたすら明るく、元気モリモリになる8番。最近のカントリー歌姫である9番。そしてこれを聴けば必ず寝入ってしまう、究極のα波のような10番。
うーむ。かなりニッチですかね?そうでもないでしょうか?レーベルではECMが多く、ジャンルとしてはジャズが多いですが、クラシック、ロック、カントリーもあり、かなりの混成です。これらの殆どは、ノートブックPCにも取り込んであり、海外出張中などもよく聞きます。常備薬みたいなものでしょうか。但しここ数年殆ど編成が変わっていないので(9番、10番を除く)、そろそろ新たな分野も開拓したいと思います。
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