私はそれなりにアートが好きです。「それなり」と云うのは、他人や世間一般がどのくらい好きか見当がつかないので、相対的に評価できず、こう云う曖昧無責任な表現になってしまうのです。

ジャンル的にはかなりワイドで、古いものから新しいもの、西から東まで、大体受けつけます。そんな中で、やはりちょっと他を抜いて好きなのが、チャイナとコンテンポラリー・アートでしょうか。
チャイナは、宋の青白磁あたりが好きで、単純な形と色の中に潜んだ、ギリギリの繊細な造形や微妙な色合いに、得も云われぬものを感じます。コンテンポラリー・アートは、「コンテンポラリー」、即ちその時その時の現代に即した表現の中に、「今の社会の中に於ける今の受け手に対してアピールしよう」と云う気持ちに触れ、どこか自分が日々取り組んでいる「ビジネス」とも相共通するものを感じ、それが私の中に共感を生むのかも知れません。

そんなコンテンポラリー・アートを、当社の中にも呼びたいと思い、「アート・イン・ザ・オフィス」なる企画を密かに進めています。
御興味のある方、特にアーチストの方、こちらを御覧下さい。
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