今日、帰国しました。アメリカから帰る時、私は必ず飛行機に乗る前に、空港の書店で雑誌を買います。今日は7冊買いました。買う雑誌を決めている訳ではなく、書棚と云うか壁面に並ぶ大量の種類の中からその時その時選ぶのです。あの独特のプラスチックっぽい匂いを嗅ぐと、「アメリカの雑誌」と云う実感が迫ってきます。

もちろんマネー誌は買います。記事の内容は馴染みのあるものが多いので、結局一番長い時間読むことになるのですが、必ずしも最も新しい発見に富んでいる訳ではありません。Foreign Policy のような堅い雑誌もたまに買います。これは日本では中々手に入らないような重要な視点を教えてくれるので重宝するのですが、ゴツゴツして読み応えがあると云うか”読み抵抗”が強いので、政治知識に対する欲求が強い時のみ買います。

かつてはPC関連の雑誌は定番だったのですが、最近では殆ど買わなくなりました。一方、昔も今も買い続けているのが自動車誌です。そんなに興味がある訳ではないのですが、なんとなく買ってしまいます。Import Tuner と云う、輸入車チューニングの専門誌があるのですが、中身は殆ど日本車ばかりで、要は暴走族仕様の本です。日本では買うことはない世界なのですが、アメリカの空港に思い掛けず日本を見つけるようでつい買ってしまいます。ゆうこりんがメジャーだったりして笑えます。

あと最後に、必ず買うのが、芸能人のゴシップ誌です。これも日本では絶対買いません。しかしそんな下らない雑誌も含めて、雑多な情報で頭を洗うのが、帰国時の機上での恒例の作業となりました。中々リフレッシングでいいものです。さて、今は既に自席に戻ったので、日々の仕事に戻りたいと思います。