週末海外出張から今日帰りました。今回は、ちょっとしたチョンボをしました。往きの飛行機に乗って数時間、急にハタと気が付いたのですが、コンタクトレンズを持って来るのを忘れたのです。眼鏡も持っていません。さてどうしましょう。先ずはコンタクトレンズなしでどう乗り切るかを考え始めました。毎晩外して水の中に入れておけば、何とか使えるかも知れない。ホテルの人に塩をもらって、生理食塩水ぐらいの濃さにして使えばもっといいかも知れない。最初にダウンサイドがどこにあるかを探す癖があるのでしょう。次にどうしたら調達できるかを考え始めました。乗り継ぎの空港で街に出て買う。仕事の相手先に頼んで買っておいてもらう。現地に知人はいなかっただろうか。飛行機の中に備え付けなんかないよなぁ。
まぁ色々な選択肢を考えた上で、徐々に現実的な解法に絞っていきます。そして、「飛行機から会社に電話して、行き先のホテルのコンシアージに連絡し、コンタクトレンズを探して買っておいてもらうように指示する」と云うプランを試してみることにしました。結果は上々。20時間の移動で、這々の体でホテルに着き、コンシアージに「コンタクトレンズが・・・」と云い始めると、「ソリューション!」と云って、コンタクトレンズの箱をすぐに渡してくれました。
やった!で、その箱に視線を落とすと、何と日本語が書かれています。製造者名からマーク、云々、ベタベタと日本語が書かれているのです。「薬事法に基づく表示」との記述も。ははぁ、なるほど。世界中、どの国でも売れるように、全世界統一のパッケージをデザインしているのでしょう。コスト管理として、正しい戦略です。が、ふと気付くのは、パッケージ上に見える日本語の多さです。やはり規制が多いのでしょうか。大概の国は英語で或る程度のことが書かれていれば、それで事足りるのでしょうか。或いは、日本は未だ、世界統一パッケージでも販売が許されるギリギリの国で、もっと厳しい国もあるのでしょうか。ひょんなことから、そんなことに思いを巡らしたのでした。